英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part12
第15回「外壁工事-2,足場解体」
H様のコメント
「サプライズ!」

上棟式も無事に終わり、続々と搬入されてくるイギリス建材。
キッチンキャビネットなど事前に色を選んでいたものは現物を見ることができ、「なかなか良い色を選んだな〜」と。
そしてイングリッシュオークのコテージドア、天井梁材、マントルビーム、まぐさ、フローリング等々、我が家を演出する建材も続々と取り付けられ、現場で微妙な色の調合をしていただき着色していくなんて、なんて贅沢なのだろうと思いつつどんどん素敵に仕上がっていきます。

また、何に使うか分からない物まで搬入され、暑い最中コッツさんも一緒に大勢で重そうなものをトラックから荷下ろししていましたが・・・。
それは現地コッツウォルズの石の家を再現する為に、窓下に使われる立体感のあるモールディングでした。
これは、打合せのときにも話はありませんでしたし、まったくのサプライズでした。
実際に取り付けられた窓を見て、コッツさんの常に新しいこと(より本格的な仕上げ)を取り入れる姿勢に感動しました!

窓下の石のモールディングは、いつか実現(再現)したい!
と思っていたものでした。
コッツワールドと同じく「本物らしさ」にこだわって下さる
Hの情熱が、今回のサプライズへとつながりました。
そういえば、仕様決めのお打合せの時も、
「これはイギリスらしいですかねぇ?」
「どちらがイギリスのようになりますか?」
などなど私たちのイギリス魂を燃え上がらせるようなご質問を沢山戴きましたね。
こういうご質問は、私たちの大好物です♪(笑)


目地材を詰め、ワイヤーブラシで表面を削り、完成です。

H様のコメント
「ここは何処?」

都内、しかも練馬の住宅街と言うこともあり、遠目に我が家の全貌を堪能することが出来ません。
と言うことでコッツさんのご提案で、室内でもハニーストーンを堪能できるようにと暖炉の中はもちろんの事、リビングの壁一面にハニーストーンを貼っていただきました。
これはこれから我が家に訪れてくださる方々にも十分楽しんでいただけると思います。

そして、運悪く雨の日が続いたりしましたが、外壁もその間を縫ってハニーストーンが貼られて行きます。
山梨の2つの素晴らしいお宅を事前に拝見しておりましたし、施工される方も同じ方なので、この地域に似合うかどうかは別として素晴らしいものになることは間違いありません。
しかし、目地が入った我が家の外壁を目の前にすると本当に積んでいるように見え、感動を新たにしました。
本当に"ここは何処?"。

大好きなコッツウォルズをたっぷり感じて戴くために、リビングの壁一面をハニーストーンにすることをご提案させて戴きました。
もちろんH様も大賛成。いらっしゃるお客様のご反応も楽しみですね。


お待たせしました! ついに足場が外されました!!
ずっと隠されていた自慢の正面顔のお目見えです。
急勾配の切妻屋根に6連窓のバランスがコッツウォルズらしさ満点です。
現地では黒いキャストアイアンの雨樋がよく使用されているのですが、
その雰囲気を出すべく「黒」を取り付けました。


足場があって手の届かなかったところにも撥水剤を吹きつけて完了です。
石貼り職人さんも足場の外れた姿に「やっぱりこの石良いね〜!」
と感激していました♪


煙突までもコッツウォルドストーンで丁寧に仕上げたからこその格がありますね。


正面を見上げたこのショット、見事な青空に映えて非常に美しいですね!!


窓の奥行感がおわかりいただけますでしょうか。
微妙な陰影が石造りの重みを感じさせ、より一層の魅力を放ちます!


ハチミツ色の石「ハニーストーン」。天然石ゆえにその色味は様々です。
コッツワールドでは産地を厳選し、最も美しく濃厚なハチミツ色の石をご提供しています。晴れの日、雨の日、それぞれ違った色・表情を魅せてくれます。

H様のコメント
「素晴らしい!」

家を建てようと考えはじめた時、真っ先に決めたのがこの外壁です。
金銭的な問題もありましたが、どうせ建てるなら総ハニーストーン。
それは譲れない部分でした。

数年前にコッツウォルズに行き、ブロードウェイ、バイブリー等、レンタカーを借りて色々な所を見て回りましたが、今更ながらもっとよく見て来れば良かったと思っております。
まさか数年後にハニーストーン貼りの家を建てるとは思ってもいませんでしたし・・・。

そして、とうとう足場が外れる時がやってきました。
いままで良く見ることが出来なかった英国らしい急勾配の屋根の前面部が姿を現し、コッツさん初の試みの奥まった窓もハッキリと見えるようになりました。
コッツさんも工務店の新井さんも、窓を見てよく出来ていると納得されてる様子。
"素晴らしい!"


ご満足戴けて何よりです!
このお家づくりをきっかけに、より一層イギリス通になられたのではないでしょうか。
次回のイギリス旅行では、きっと今までは目に付かなかったような細部にまでご関心を持たれると思います。そして、さらにこのお家の魅力に気付いて下さることを楽しみにしています♪
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