英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part17
第14回「玄関ホール、LD」

玄関ドアは、イギリスのエドワーディアンスタイルのステンドグラス入りドアです。
Mもお気に入りのデザインです♪
ほんのりと外の光を取り入れてくれ、美しい絵柄が浮かび上がり、
素敵な空間を演出してくれています。
スイッチも、エドワーディアンスタイルを再現する為に、イギリスから取り寄せた真鍮製のスイッチです。


玄関の靴脱ぎ場と、その奥のホールを、少し区切られたいとのご要望から、
幅の狭い間仕切り壁を作り、玄関ドアと同じデザインのステンドグラスをはめ込みました。
玄関ホールにさらなるアクセントが加わりました。


玄関ホールの床は、イングリッシュオークフローリングです。
アンティークブラウンに塗られ、この素材ならではの重厚感と美しさです。


ホールを中心にし、キッチンの入口と、リビングの入口が左右対称にあるのですが、この開口部の上部に、「フレットワーク」と呼ばれる、エドワーディアンスタイルならではの装飾材を付けました。
抜け感のあるアーチの装飾フレットワークは、イギリスでもエドワーディアンスタイルのホールに良く使用されます。
天井にはイギリス製石膏メダリオンを取付け、クラシックなランタン型の照明器具を吊るしました。


ホールから、リビングルームを覗いたショットです。
ここもまた、イングリッシュオークフローリングの重厚感が利いています。


リビングの中央に位置するイギリス製マントルピース。
内部には大理石を貼り、高級感を出しました。
そしてマントルピースの前には、イギリスの「フェンダーシート」を設置しました。
なんとシート部分は革張りで、なかなか良い座り心地です。
完成した姿をご覧になられた
Mも「かっこいい〜!!」と大満足です!


このリビングには、さらに重要な見所があります。
イギリスのマナーハウス等に行くと良く見かける、「プランテーション・シャッター
(パネルシャッター)」を取り入れています。
暖炉の左右対称にある、奥行きの深い窓。
その奥行部分を利用して、開閉式の扉が付いています。
開けている時は壁面パネルとしてきれいに納まっています。


そして、扉を閉じるとこのとおり。
イギリスを感じさせてくれます!
ちなみにプランテーションシャッターの下は、ベンチ収納になっています。
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