英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part19
第13回「塗装工事 2」

玄関ホールは、高さ5.4メートルの吹抜けになっています。
天井には、直径1メートルもある、大きなイギリス製石膏シーリングメダリオンを施し、ダイナミックに出迎えてくれます



ダイニングルームの壁は、落ち着いた印象のクリーム色で仕上げました。
温かみもあり、くつろぎ感のあるお部屋になりそうです。



リビングに取り付けた石膏製の帯モールディングも、ベースと装飾で塗り分けをしたウェッジウッド・ジャスパー仕様です。
ベースをプリムローズカラー(淡いクリーム色)で、浮き彫り装飾部分は白色で塗装しました。


マントルピースの塗装も始まりました。


丁寧に塗装されていきます。
中央の一部分をジャスパー風仕上げに塗装します。


天井も塗装が進んでいます。
こちらもまた塗り分けにて仕上げていきます。


リビングルームの天井が完成しました。
塗装屋さんも含め、いろいろな職人さん達、そして私たちも、上を見上げては見惚れてしまいます。


なんとも美しい仕上がりになりました!
コントラストをつけすぎない淡い2色の塗り分けで、非常に優しく上品な印象です。
ロバート・アダムスタイルの雰囲気も良く出ています。


更にアップのショットです。
天井をデザイン的に囲っているモールディングも、ロバート・アダムが多用した
GREEK KEY(グリーク・キー)と呼ばれるデザインモチーフで、その凹凸部分を、
塗り分けしています。
本当に細かな作業ですが、その甲斐あって、見事な仕上がりになりました。
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